持ちものを見直して愛を深めたり、持っているアイテムを紹介していくシリーズ【愛用品】。
デジタル化が進む中、手帳は今でもアナログ派。
アナログで手書きをするのが1番使いやすくてわかりやすい。
今回【愛用品】として紹介するのは7年近く使い続けている【CITTA手帳】。
2024年版が届いたこの機会に紹介させていただきます。
今回ご紹介するのはCITTA手帳の英語バージョンです。
全て英語表記なので日本語バージョンと若干の違いがありますが、構成や使い方は基本的に変わりません。
CITTA手帳ってどんな手帳?
CITTA手帳はヨガスタジオCITTAの代表講師である青木千草さんが考案した『あなたの未来を予約する手帳』です。
彼女は高校1年生から時間軸のあるバーチカル手帳を愛用し、文房具屋にあるすべての手帳を吟味して選ぶ、筋金入りの手帳マニア。
2013年にオリジナル手帳の「CITTA DIARY」を自費で製作されました。
使いやすくて気に入った手帳がないなら自分で作れば良い、というとても行動的な方。
華々しく活躍されている青木千草さんですが、CITTA手帳を考案される前はとても大変だったみたいです。
当時シングルマザーで常に時間に追われ、仕事ばかりしていたある日、手帳の空白ページを見て、ふと心が不安定になっていた時期に気づく。
引用元:CITTA ABOUT Chigusa Aoki
ヨガの指導者でありながら、「心の安定=ヨガ」という哲学を実生活に活かせていないことに猛省する。
ヨガ哲学にある「自分を愛する」を軸に手帳を使ってみると、劇的に早いスピードでやりたい事が叶うように。
自分の実体験を活かして手帳講師として手帳の使い方だけでなく、ヨガ哲学を取り入れた考え方で自分らしく生きることを学べる手帳講座も開かれています。
劇的に「自分の人生を変えたい」と思うことがないので手帳講座に参加したことはありませんが、手帳の使い方動画は何度か拝見しています。
また動画だけでなく本も出版されていて、ヨガの思想から生まれたCITTA手帳の使い方やマインドを学ぶことができます。
CITTA手帳を持っていなくても今の手帳に活かすことができます。
私がCITTA手帳を使い始めたきっかけ
私がCITTA手帳を使い始めたきっかけは、ガントチャートが付いている手帳だったからです。
CITTA手帳ではプロジェクトページと呼ばれていますが、私はやりたいこと、やってることが一目でわかるのが使いやすくてCITTA手帳の前に使用していた手帳はガントチャートがあるものでした。
今はやったことの記録のためにガントチャートを使用しています。
あとはガントチャートとマンスリーとウィークリーが付いている手帳が欲しかったので(自分で考えても希望が多いですが)、CITTA手帳はその要望も叶えてくれて、さらに思考整理に便利なワクワクリストの使い勝手が良かったんです。
だから、ずっと使い続けています。
CITTA手帳の詳細
2013年に自費で製作してからSNS等で評判になり、人気の手帳となったCITTA手帳。
私は3年前に販売開始された英語版を使用しています。
そのため紹介する手帳が英語版になってしまうことを先にお伝えしておきます。
日本語版との大きな違いは大安、仏滅、六曜の記載が英語版にはないということ。
(私は英語版にもあって欲しい)
それ以外は表記が英語か日本語かの違いだけです。
手帳を開いた時のかっこよさは英語版の方だと思います!
私が英語版にしているのはかっこよさが目的ではなく、単純に英語の勉強のため、手帳を英語版にすればもっと身近に英語を感じられるからなんですけどね。
英語版はA5サイズのみ
私が使い始めた当初は10月始まりの手帳しかなかったのですが、人気が出てきてからは3月始まりの手帳も販売開始しされ、さらにサイズもA5のみだったのがB6サイズも取り扱いされるようになりました。
始まりの月が違うのと、カラーが10月始まりは濃いカラー、3月始まりは春を感じさせるパステルカラーというところかな。
好みのスタート月、カラーを選べます。
ワクワクリスト
CITTA手帳の1番の良さはワクワクリスト。
ガントチャートが目的だった私もこの手帳に出会った時、衝撃を受けました。
手帳にワクワクすることを書くページがある!
やりたいことなんて頭の中にあって分かってるし、「わざわざ書く必要なんてないのでは?」と思っていましたが実際書いて使ってみるとすごく便利。
書くことで視覚化されて思っている以上にハードルが高かったり、低かったり、実は準備が必要だったりするやりたいことが思考整理されて明確化していくことに気付きました。
- 「やりたい」と思うことをなんでも書いて良い。
- できるできないとかではなく、思いついたことを書く。
そしてそのワクワクリストを具体的に達成していくんです。
もちろんあとからやらなくても良いな、と思うこともありますし、短期でできること、長期的に予定を立てて考えていかなければいけいこともあります。
大事なのは今自分が何をやりたいか、望んでいるか、思っているかを知ることです。
私の使い方もやりたいことを思いついたまま書いています。
本を買うとか、友人と食事に行くとか、スタバの新作を飲む・・・など。
ワクワクリストは今の自分を知るためのツールだと思っています。
24時間バーチカル(ウィークリー)
1日にいくつもの予定があったり、時間ごとに予定の管理をするの最適な見開きのバーチカルウィークリー。
しかも24時間の時間軸!
バーチカルの手帳はよく見かけますが、24時間って珍しい。
大体の手帳は朝起きてから寝るまでの時間しか表示されていませんが、CITTA手帳は24時間表示なので自分の時間をしっかり管理できます。
CITTA手帳考案者の青木千草さんも「1番使って欲しいページ」とおっしゃていて、この24時間ウィークリーは予定よりもやりたいこと、習慣化したいことややりたいことを予約していく使い方をおすすめされています。
見開きで1週間の予定が一目で把握できて、バーチカルで時間の確認も簡単。
空いている時間がわかりやすいからスケジューリングが楽になります。
隙間時間も有効活用できる。
右側には方眼のメモスペースがあるので予定の詳細を書いたり、気になったことをメモしたりできます。
2ヶ月見開きマンスリー
よくある見開き1ヶ月のマンスリーではなくて、片側1ヶ月の2ヶ月見開きマンスリーで予定を見渡せるようになっています。
時間を書かないように、大まかな予定だけ書くようにしてウィークリーでしっかり時間をとらえていく。
私は大きなイベントやウィークリーに書いても忘れてしまいそうな先の予定などを書いています。
他にも好きなアーティストのCDの発売日や友人との食事だったり、時間単位よりも日にち単位で予定を管理するのにとても使いやすいです。
ガントチャート(プロジェクトページ)
私がCITTA手帳を購入するきっかけとなったガントチャート。
こちらも2ヶ月の見開きですが、ガントチャートなので上下にレイアウトされています。
目標設定をしたあと逆算して予定を立てても良いし、やりたいこと、やっていることの進捗を記入していっても良い。
自由な使い方ができるのが魅力です。
私はひとり暮らしですが、ご家族がいらっしゃる方は家族の予定を書き込むのも良いかもしれません。
全員分の予定が一目で確認できて家族での予定も立てやすくなるんじゃないかな、と思います。
年間表・方眼メモ
手帳の最初に年間表、最後に方眼メモのページがついています。
年間表は見開き1年が3年分。
連休の確認に便利なので旅行の計画を立てる時に役立ちます。
年間表をみながらどこの連休で旅行に行こうかなと考えています。
先のことまで見通せると予定を立てやすいだけでなく、予定を立てることが楽しくなる気がします。
手帳の最後についている方眼ページはそういった思いついた予定を書いたり、メモを取ったりに使えます。
ウィークリーに書ききれないことを書くのも良し。
方眼タイプなので文章も図も書きやすくなっているので、使い方は無限大です。
一粒万倍日・天赦日
物事を始めるのに最良な吉日と言われる一粒万倍日と天が万物の罪を許す日という意味を持つ天赦日がCITTA手帳で確認できます。
1月1日にある白星と黒星がそのマーク。
白星が一粒万倍日で黒星が天赦日なんですが、2024年は新年最初の日から吉日です!
CITTA手帳は良い日を味方につけて良い習慣や新たな一歩を踏み出すことを取り入れています。
私も縁起がいいことは信じたい派なので、何か新しいことを始めたりする時に役立てています。
六曜
私が使用している英語版にはないのですが、日本語版には六曜がついています。
大安や仏滅などが確認できるので一粒万倍日や天赦日と併せてさらに縁起の良い日に何か始めることも可能。
六曜は1番身近な吉凶を判断する方法なので、手帳にあれば役に立つと思います。
それだけに英語版にないのが残念。
英語表記にするのもおかしいし、英語圏にないことなのでしょうがないとは思っています。
使い方動画や書籍がある
手帳を購入すると手帳の使い方説明書が付いてきます。
また公式YouTubeで使い方を動画で学べたり、出版されている本で「購入したけど手帳をどうやって活かせば良いかわからない」ということを解決できるというのもメリットです。
手帳を最大限に使えるようになっています。
日本語版は新色が楽しみ!
コラボ手帳カバー
CITTAの商品として手帳カバーを今回販売されているのですが、驚いたのが何年も前から気になっていた手帳カバーのショップとコラボしたこと。
まさかこことコラボ!?と驚いてしまいました!
青木千草さんもHUKUROさんの手帳カバーが大好きでその想いからコラボ手帳カバーを製作。
本当に行動的な人だと改めて感じました。
(スポンサーリンク)
CITTA手帳の使い方
新しい手帳が届いてから使い始めるまでの準備とどうやって使っているか、私のCITTA手帳の使い方を簡単に紹介します。
手帳を書く時に使うペンの種類とカラーにはこだわって、日々使い方はアップデートをしながら楽しんで手帳を書くことを意識しています。
- 予定は黒(ジェットストリームエッジ)
- 大事なことは赤(スタイルフィット0.28mmレッド)
- ワクワクすることは青(スタイルフィット0.28mm)
- お金に関わることなどはオレンジ(スタイルフィット0.28mm)
スタイルフィットのペンはホルダーに3色入れてペンを持ち替えることなく使えるようにしています。
私の1番のこだわりは細いペンを使うこと!
狭いところでも予定が書き込みやすいようにと太いペンより全体がスッキリ見える気がするので細いペンを愛用中です。
英語で書く
手帳は英語で書いています。
CITTA手帳の英語版を使っているからではなく、英語力の向上と日常で使われる単語を覚えていくためです。
書くスペースに合わせて略語を使ったりするので勉強になります。
あとは人に見られてもすぐに予定を把握されない、というメリットも。
人がいるところで手帳は開かないので人に見られる心配はほとんどないので、自分の英語力向上が目的ですね。
休日に印をつける
新しい手帳が届いて使い始める前に年間表と2ヶ月見開きのマンスリーの休日に印をつけます。
おだやかな色合いのMILDLINERのマイルドレッドを使用。
休日に印をつけることでモチベーションを上げます。
休みが視覚的に認識できれば、休日の予定、特に連休があるからどこかにいける、なんて考えることができます。
休日って心の安定に必要不可欠。
楽しいこと、うれしいことを意識できる状態にすることも大切です。
大事な予定を記入
休日に印をつけ終わったら引き続き2ヶ月見開きマンスリーには大事な予定を記入していきます。
基本的には家族、友人の誕生日を記入(スケジュールシール貼り付け)をします。
あとは記念日だったり、すでに決まっている予定。
ライブやCD・書籍の発売日、毎年の定例行事になってることなども記入していきます。
掃除の予定やかなでもののラウンドテーブルのワックス掛けなどの予定も忘れないために記入。
そして一粒万倍日と天赦日に色付け。
何か始めたいときなどの目印としています。
普段の使い方
CITTA手帳の詳細のマンスリーの時に紹介しましたが、普段の使い方としては大きなイベント忘れてしまいそうな予定などを書きます。
CDや本の発売日や友人との食事、時間ではなく日にちで予定を管理するために使っています。
どこかに出かけることが決まった時も先にマンスリーでスケジュールを確保して、そのあとウィークリーに予定を落としこんでいっています。
新し手帳へワクワクリストを移行
手帳の最後の月、12月のワクワクリストに目標とやりたいことを日本語で書いていきます。
ここだけは英語で書きません。
毎月ワクワクリストがありますが、10月以降のワクワクリストは毎年使いません。
なぜなら新しい手帳が10月始まりだからです。
今年、2023年版も9月までしか使わず、10月からは2024年版を使い始めます。
使わないワクワクリストを何かに使えないかなと考えた時、前年版のワクワクリストの達成できなかったことを移行すことにしました。
ただ移行するといってもやりたいかどうかよく考えてから。
今はやりたいと思わない、必要ないと思ったことは書かずにどうしてもやりたいと思うことだけにしています。
そして追加でそのとき思ったやりたいことや目標を書く。
新しい手帳を使い始める前の気持ちをきちんと整理しておくためです。
毎月のワクワクリストよりもちょっと重めな1年分の振り返りと1年後へ向けてが詰まっているリストになっています。
毎月のワクワクリスト
以前はワクワクリストを書く時間をとっていましたが、今は思いついた時に書いています。
長いこと使っているので自分のやりたいことはたくさんワクワクリストに書いてきました。
達成したこと、叶ったこと、反対にそのままになっていることなどありますが、自分の中できちんと整理がついています。
そのため考え時間を設けてワクワクリストを書いていくよりも、思いついた時に書くようにシフトチェンジ。
すぐに達成できることが多いですが、達成できるハードルが低いとワクワクや達成感を頻繁に味わうことができる!
時間をかけてワクワクリストを書くと叶えるまでに時間がかかったり大変だったりすることを書いてしまいがちですが、思いついた時に書くことによって小さいことも大切にできるようになり、私にはこっちの書き方が合っていました。
ガントチャート(プロジェクトページ)
予定を見るのではなく、やったことを確認するために使用しているガントチャート。
色々と試行錯誤しながらこの状態に落ち着きました。
やることを書いてやった後に丸をつけていくスタイル。
途中で新しくやりたいことが出てきたり、もっと使いやすい方法が見つかった時のために毎月線を引いて準備していきます。
結構線を引くのって大変なのですが、文字を毎回書き込むよりも簡単であとから見やすいので毎月がんばってます。
ウィークリーの準備
ウィークリーの準備も毎月行います。
起床時間と就寝時間に線を引いて、休日とあれば一粒万倍日・天赦日に印つける。
右側の方眼スペースには〈Wish List〉と〈To Do List〉と記入。
使い方は至ってシンプルで、時間軸に予定を書き込むだけです。
考案者の青木千草さんがCITTA手帳の使い方で毎週手帳を書く時間を予約して自分とミーティングすることをおすすめされていて、私も週1回、時間が短くても自分と向き合う時間を作るようにしています。
簡易的でも1週間先の予定は予め立てる。
予定を入れていく時のポイントとして、重要な予定の前にチェックボックス(□のこと)を入れる。
理由は予定が終わった後にチェックを入れて達成感や喜びを味わうためです。
あとで振り返った時にも視覚化されてわかりやすい。
方眼スペースの〈Wish List〉と〈To Do List〉はその週にやりたいこととややらなければいけないことを書いていきます。
〈Wish List〉はワクワクリストに書いたものから引っ張ってきて、日にちや時間はまだ決めれてないけど今週中にする!というように忘れないための意味もあります。
就寝時間の線の下はその日の出来事や思ったことを書き留めます。
難しく書かずに「おもしろそうな本を買った」とか「友人と久しぶりに会って楽しかった」など、英語で簡単にライティング。
書ききれないことや詳細な予定を立てたい時、また思考整理がしたくなったら、後ろにある方眼ページを使用。
思いつくまま書いてとりあえず頭の中にあるものを視覚化をするようにしています。
以上が私のCITTA手帳の使い方です。
「CITTA式未来を予約する手帳講座」という講座や動画、書籍などで使い方が紹介されていますが、自分にとって1番使いやすい方法で手帳を使っていくというのが大事だと思います。
CITTA手帳の気になること
長く愛用しているなかでデメリットを感じたことはないのですが、今年ちょっと気になったことが。
来年の英語版の手帳カラーが今年と同じ!
通常の日本語版を使っているときは毎年新色が出て何色にしようかワクワクしていましたが、英語版はカラーの選択肢がありません。
昨年(初めての英語版)はマゼンタ、今年はシーブルー、来年もシーブルーです。
使用者が少なければ生産コストがかかるというのもわかるのですが、カラーの選択肢がなかったとしても次の年のカラーは別にして欲しい。
2年続けて同じ色だと気分一新がなくて、新しい手帳を使い始める楽しさが半減です。
表紙や背の「CITTA TECHO」を日本語版と同じに「CITTA DIARY」にすれば同じカバーが使えるのに、と思ってしまうのですが、どうなんでしょうか。
今から1年後を思うのは早いのですが、2025年版は別のカラーであることを願っています。
(スポンサーリンク)
まとめ
私が愛用し続けているCITTA手帳は自分と向き合い、思考整理をするのにおすすめな手帳です。
- ワクワクリストがある
- 24時間軸のバーチカルウィークリー
- 2ヶ月見開きのマンスリー
- ガントチャート(プロジェクトページ)がある
- 動画や書籍で使い方が学べる
予定を立てるというよりも未来の自分を描くツールとして手帳を使う。
使いやすい手帳ですが、CITTA手帳を使うことを目的とするのではなくCITTA手帳のマインドを自分らしく取り入れることが、毎日を楽しく充実にするポイントだと思っています。
毎年何時間も手帳コーナーで手帳選びに悩み迷っている方、試しに1度CITTA手帳を使ってみませんか。
今までとは違った世界が見えるかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
少しコンパクトなB6サイズもあります
蛍光ペンはMILDLINERがおすすめです
CITTA手帳ユーザーの使い方がわかる!
買うならこの手帳カバー
CITTA DIARYのショップはこちらからhttps://shop.citta-techo.com/
コメント