テレビからプロジェクターへ。【シネマージュ ミニ】のレビューと設置方法

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シネマージュミニアイキャッチ

突然ですが、テレビを処分してプロジェクターのある生活を始めました。

テレビがなければスペースに余白が生まれるし、最近はスマホがあればテレビも映画もほとんど観れてしまう。
テレビを持つ意味はあるの?

いろいろ考えた結果、テレビの代わりにプロジェクターを導入。
大画面も可能だし、タブレットほどの画面サイズにもなる、その時々に合わせて映像を楽しめる生活がスタートしました。

私が購入したプロジェクター【シネマージュ ミニ】と設置方法についてレビュー&紹介していきます。

Maya

同じ境遇の人の参考になれば嬉しいです!

ミニマルな暮らしをしている、目指している人にも、そうじゃない人にも、テレビを持たない生活やプロジェクターのある生活がひとつの新しい暮らしの選択肢になったらいいなと思います。

こんな人におすすめ

  • プロジェクターを検討している人
  • 大画面で映画やゲームを楽しみたい人
  • テレビを処分したい人
Maya

どちらかと言えばプロジェクターが初めての人向けの内容となっています。

Contents

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プロジェクター購入のきっかけ

プロジェクターの購入のきっかけはテレビ画面上部に横線が入り始めたから。
そろそろ寿命かな、と思いテレビのない生活をぼんやり考えていました。

正直、テレビは天気予報を観るとき以外はほぼリアタイしない
録画した映画、たまにドラマ、もっとたまに気になる番組(特番とか)を観るぐらい。

なくても困らないし、あるだけ場所もとるし、NHK受信料も取られるしでメリットがあるのか?という感じでした。

天気予報をみるときぐらいの用途だし、映画もテレビで放送するものは映画館に行ってまで観たいと思わないものだったり、ドラマも見逃し配信とかやってるし。

Maya

あー、テレビなくても困んないなー。

って感じでした。

処分しよう!
と思った時、ちょっと気になるとういか引っかかることが。

Blu-rayレコーダーをどうしようか?

テレビは寿命を迎えつつあるものの、Blu-rayレコーダーはまだ現役。

何回観ても飽きない映画はHDDに保存したまま。
処分すると好きなアーティストのBlu-rayディスクが観れなくなる。
テレビの電波受信ができるから映像を出力できるモニター等があれば使える。

頻度は少ないけど、私にとっては映画やライブ映像を観るのは癒しの時間です。

Maya

レコーダーを活かせる方法はないのか??

もしかしてプロジェクターなら叶えられるんじゃない?

レコーダーが使えるうちは使えば良い。
壊れた時、買い替える、買い替えないはその時考えるとして、今1番どうしたいか。

それを最優先で考えた結果、プロジェクターの購入となりました。

シネマージュ ミニ

プロジェクターの購入を決めたのはいいけれど、想像以上に安いものから高いものまで本当に種類も金額も性能もたくさんあって悩みました。

自分がプロジェクターに望んでいることは何か考えた結果、重視したのは6つ。

重視した6つのこと
  • テレビ視聴に対応していること
  • コンパクトであること
  • ファンの音がなるべく静かなこと
  • 短焦点であること
  • 明るい時やグレーの壁でも試聴可能であること
  • 高すぎない価格

上記には入っていないけど、国内ブランドであれば安心感があってさらに良し、って感じで探してたどり着いたのが【シネマージュ ミニ】でした。

シネマージュ ミニ スペック(公式サイトから抜粋)
  • 本体サイズ :72 x 72 x 106mm
  • 重量:390g
  • 輝度:120ANSIルーメン
  • 投影方法:DLP
  • LED寿命:30,000時間
  • 投影サイズ:約180インチ@4.7m / 約100インチ@2.6m
  • 解像度:480p (854*480)
  • 台形補正:自動:垂直方向±40度、手動:水平方向±40度
  • OS:Android 11.0
  • 内蔵メモリ:1GB
  • 内蔵ストレージ:8GB
  • 内蔵バッテリー:7,000mAh
  • 連続使用時間:約2時間
  • Bluetooth:5.2
  • Wi-Fi:Wi-Fi 6 / 5GHz / 2.4GHz
  • インターフェース:1x HDMI、1x USB-A (Flash Drive用)、3.5mm オーディオ出力 、DC-in 12V/2A
  • 対応ミラーリング方式:AirPlay、Miracast、Eshare
  • インストール済みアプリ:Netflix、YouTube、Amazon Prime Vide、Hulu、U-NEXT、TVer、ABEMA、Disney+
  • 内容物:CINEMAGE mini本体 、リモートコントロール、HDMIケーブル 、電源アダプター (1.2m)、取扱い説明書

私はシネマージュミニ本体にプラスして使い勝手が上がる、卓上スタンドも一緒に購入しました。
卓上スタンドがあれば角度が自由に調節できます。

Maya

レコーダーとHDMI接続ができるのでテレビ視聴も録画も可能です。

私が重視したことはちゃんと叶えてくれました。

そして満足度の高いプロジェクターでした。

サイズ

シネマージュミニスタンド付き比較

350mlの缶と並べても缶よりも小さい

スタンドを外すともっと小さい!

シネマージュミニ缶比較

とにかくコンパクトなんです。

どこにでも持ち運べるサイズと重さ、そして短焦点による投影で場所を気にせず使用できます。

ちょうど良いサイズにちょうど良い重さ。
どこにでも手軽に持っていけるから使用場所を選びません。

本体仕様

前面は投影用レンズ。

シネマージュミニフロント

裏側は当たり前ですが電源供給のためACアダプタをつなげるDC端子があり、HDMIとUSB端子(Type-A)がついています。

シネマージュミニバック

側面は電源ボタンとイヤホンジャックの端子、フォーカス調整用のギアになっています。

シネマージュミニ電源
シネマージュミニピント調整

上部はシネマージュミニを操作できるタッチパネル。
リモコンもついていますが、本体を直接操作することが可能です。

シネマージュミニフトップ

投影時のサイズ

シネマージュミニ短焦点

壁に近くても短焦点なのでしっかり映ります。
まあこんなサイズで視聴することはありませんが、遠くから投影できないって時でもなんとかできます。

そして我が家で最大の投影をするとこんな感じです。
カーテンを閉めて電気を消して可能な限り部屋を暗くした状態。

シネマージュミニ大画面消灯

投影できる壁がグレーなので視聴にはあまり向かないのですが、壁いっぱいの大画面で映像を楽しむことができます!
家の中でここまで大画面にできるのは短焦点で投影できるおかげです。

Maya

だから大画面で投影できる壁がグレーっていうのがすごく残念に感じてします。

分かっていたけどグレーの壁は白の壁に比べて映像の明るさや色合いで観にくい時があります。

シネマージュミニ大画面通常
電球色の灯りのとき
シネマージュミニ大画面電気
全灯のとき

部屋の間取りで壁が少ないのと色がついているのはどうしようもないんですよね。

壁は使えなかったとしても天井投影は可能

シネマージュミニ天井

卓上スタンドのおかげで壁への投影時の高さ調整や天井投影も思いのままにできます。

シネマージュミニ天井までの距離

投影時の解像度と明るさ

1番気になるのはやっぱり画像の解像度と明るさでしょうか。

基本的にプロジェクターは暗い部屋での使用イメージがあるので、テレビがわりに検討する場合は日中の明るい時間帯や場所でも使用できるかどうかはすごく気になるところだと思います。

部屋の明るさ(どれだけ自然光が入るか)、照明器具、時間帯など使用する場所で変わってくるとは思いますが、私の部屋の特徴と合わせて検討される方は参考にしてみてください。

My Room
  • 南向きだがインナーテラスがあるため、部屋の中(奥)は日中でもあまり明るいと言う感じではない
  • 投影できる壁(白)は窓に対照の位置の壁とクローゼットがある窓の側面となる場所の壁
  • 最近はルームライトよりもフロアライト(スリイムライン3)で過ごすことが多い

ちなみに投影時の明るさは1番暗い状態にしています。

朝の時間、カーテンを開けて電気を点けずに白の壁に投影するとこんな感じです。

シネマージュミニ投影朝の時間1

明るい画面で色が濃くはっきりしていると綺麗に映り視聴しやすいです。
基本的に問題な意という感じでしょうか。

反対に色がはっきりしない、薄い場合や暗く濃い場合はちょっと観にくさがあります。
下の写真のように画面が青かったり、落ち着いた色合いが多い場合はコントラストがはっきりしないため、「今どんな場面?」ってなることも多いです。

シネマージュミニ投影暗い画面

正直、しっかり観たいならカーテン閉めて部屋を暗くすれば良い、という気持ちもあるので明るいから使えないなんてことは思わず、プロジェクターだから明るいときはこんな感じだよね、ぐらいの気持ちでいます。

1番使用頻度の高い晩御飯の時間帯はこんな感じです。
外が暗くなくてもこの時間帯はほぼカーテンを閉めています。

シネマージュミニルームライト

普段のルームライトの明るさです。
視聴は可能。

シネマージュミニ投影
電気なし
シネマージュミニ投影フロアライト
フロアライトあり

プロジェクターでの映像投影は暗い部屋の方が綺麗に見えるから、部屋全体は明るくせず、フロアライトで必要なところ(手元)だけ照らすようにしているので比較は上の写真のようになっています。

平日は日中仕事、休みの日もほとんど昼間はTVを観なかったので私はプロジェクターを日中使用することがほとんどありませんが、先にも述べたように日中もがっつり使用したい場合はカーテンを閉めて部屋を暗くすることをお勧めします。

画像の解像度は壁に投影しているので良いとも悪いともはっきり言えないところが正直なところです。

Maya

凹凸があるからスクリーンに比べて画像は荒いと思います。

ただ、いろいろ試してフラットな面に投影したら壁に投影した時よりも綺麗だったから、私としては全然問題なし!
投影場所次第でどうにでもできる!
そしてある程度の大きさで投影した方が観やすいという判断結果になりました。

プロジェクターの設置方法

次はプロジェクターの設置場所についてですが、テレビがあった時に使っていたラックは処分して最初は全て床に直置きしていました。
床の上はゴチャつくけどラックがないから圧迫感はなくてよかったです。

シネマージュミニ設置初期

が、ちょっと使い勝手が悪くて持っているポリプロピレンのラック(無印良品アイテム)を試しに使用。

シネマージュミニ無印ラック使用時

使ってみたらやっぱりラックがあった方がいい。
そしてキャスターがあった方がいい。

ということになり、がんばって探しました。

YAMAZEN キャスター付きワゴン

山善ラック全体

プロジェクターを置く、レコーダーを置く、Blu-rayディスクを置く。
この3つが置けることは絶対。
そして部屋の中を自由に動かせるようにキャスターが付いていることも希望。

それで「YAMAZEN」の デスクサイドワゴンを選びました。
元々テレビを置いていた場所に置いています。

ちょっと見た目と色が部屋には合わないのですが、まあ価格を抑えたアイテムを買ったので問題なし。

Maya

ずっと使うかどうかはわからないし、とりあえず今問題なく使えればいいかな〜って感じで選びました。

あと配線問題。
コードを通せてきれいにまとめることができるかどうかもけっこう大事。

シネマージュミニ配線

一応ラック裏側にコードをひっかけでまとめています。

100均で購入したこのフックがかなり使いやすかったです。

シネマージュミニ100均コードフック
シネマージュミニコードフック

コードの太さや長さに合わせて2つのサイズをうまく組み合わせてまとめています。

デスクサイドワゴンの使い方

山善ラックトップ

1番上の段はプロジェクターと置き時計。

2番目はレコーダー。

下の段はBlu-rayディスクと延長コードのタップ。

シネマージュミニ各段の説明

延長コードは電源の入切のスイッチがあるタップを購入。
必要なコンセントに差しっぱなしにしていても使わない時は無駄な電気をカットできる。

シネマージュミニ電源タップ
Maya

しかもこのタップは電気が流れている時のマークが光らないから夜でも気にならないんです。

無駄に光って『電気流れてます』っていう主張がなくていい。
地味にありがたい。

動かせるからどこでも視聴できる

キャスター付きのワゴンは動かすことができるから使い勝手がいい
そして動かすことを想定していたから延長コードも購入。

大画面でプロジェクターを使用したい時はグレーの壁に投影するしかない。
でもその場合、電源とか、録画した番組を見たい場合だったらどうする?

とかいろいろ考えた結果なんです。

シネマージュミニワゴン移動

キャスターがついていれば部屋の真ん中にワゴンを移動させることだって可能。

あとは部屋のレイアウトを変えるときにも楽。

ちょと向きを変えたい時にも置いているものそのままにラックの向きを変えるだけ。
掃除の時も便利ですね。

シネマージュミニ設置

プロジェクターの定位置を決めれる間取りだったらよかったんだけど、そうじゃないからその解決策。

今はこれでOKだけど、レコーダーの寿命もいつくるか分からない。
一応この先のことも考えながらのプロジェクターの楽しみ方です。

プロジェクター生活と変化

プロジェクターにしてからテレビの視聴が減りました

元々テレビはリアタイせずに録画中心。
映画とか教育的や知識的な番組が主でご飯の時とかに少しずつ観ていました。

プロジェクターを使う時は映像を映す準備をしてになるのでそれがちょっと面倒で自然と視聴が減ったって感じですね。

インナーテラスをシアタールームに

シネマージュミニ投影シアタールーム

夜にインナーテラスを「シアタールーム」にして映像を楽しんでいます。

ちなみ映像を投影する壁には模造紙を貼り付けています。

Maya

壁の凹凸で少し画質が落ちてしまうので模造紙で少し改善。

ちょっとした贅沢な時間。

「ニーチェアX ロッキング」でくつろぎながら、映像に没頭したい時はBluetoothイヤホンまたはヘッドホンを使って贅沢な時間を満喫しています。

別の選択肢

実はプロジェクターを購入前に検討していたものがあります。

Maya

それはパナソニックのプライベート・ビエラ

レコーダーがついているタイプを選べばたまの映画録画や好きなアーティストのBlu-rayディスクも視聴可能。

1番の魅力は無線接続で視聴可能なのでコードが邪魔になることなく録画番組やBlu-rayが楽しめる!
どこにでも持っていける!

結構本気で購入を検討していましたが、今持っているレコーダーを処分することやテレビのない生活がしたいと思っているのに結局テレビを買うの?
と考えてからプロジェクターにしました。

もしかしたらレコーダーが壊れてシネマージュミニも買い替えになったら再度検討するかもしれません。

大きなテレビまでは、とかプロジェクターだと日中の使用や画質が、とか悩まれている方は「プライベート・ビエラ」の方が向いてる気がします。

シネマージュ プロ

私が購入したのはシネマージュミニですが、上位モデルの【シネマージュプロ】もあります。

プロの方が価格は上がりますが性能が良く、画質がフルハイビジョンでオートフォーカス付き。
もっと本格的にプロジェクター生活を楽しみたいならシネマージュプロの選択がいいかもしれません。

プロジェクターの不満(改善したい)点

初めてのプロジェクターで他と比較しようがないのでシネマージュミニの不満ではなく、あえてプロジェクターの不満としてあげます。

  • 明るい時の視聴がやっぱり不満。
  • 1番大きな壁がグレーでその壁に投影したときの画質が良くない。
  • プロジェクターのファンの音が気になる。

わざわざ言う必要のない不満ではあるのですが。

プロジェクターの生活をもっと楽しみたいって欲が出てきて、いろいろとこだわりたくなる。笑
そして分かっていたことが不満に感じるってところです。

スクリーンの導入を考えたり、プロジェクターのファンの音の防止というか少しでも音がよく聞こえるようにBluetoothスピーカーを買おうかと悩んだり。

Maya

気長に少しずつ改善していこうかなー

不満というかプロジェクターならではの問題点をどうやって自分なりに解決していくかが重要だと思っています。

できる限りお金をかけずに、満足度が上がる方法を探っていきたいと思います。

まとめ

テレビを処分してプロジェクター生活を始めたら、テレビの視聴が減りました。

その代わりプロジェクターでの視聴が楽しくてどんどんこだわりたい気分にもなっています。

初めて購入したプロジェクター、とっても満足しています

コンパクトでおしゃれ。
短焦点なので投影距離をあまり確保しなくても大画面で映像が楽しめる。

Maya

ケチって安いものを買ったり、こだわって高いものを買ったりしなくて本当によかった。

今の私のライフスタイルにちょうどいい。

そんなプロジェクターに出会えてよかったです。

もっと楽しむためにスクリーンやスピーカーも検討しようかな〜、なんて考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

持ち運びを考えるならケースもあります

性能を重視するならプロがおすすめです

参加しています!

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シネマージュミニアイキャッチ

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